澤谷養蜂園の養蜂カレンダー

 ◇澤谷養蜂園の蜜蜂たちの一年です

◆1月~4月末 ※千葉県南房総 袖ヶ浦市

この期間は蜜蜂たちは千葉県南房総袖ヶ浦市で越冬しています。
2月中旬から少しづつ産卵が始まり、3月下旬に咲く桜が開花する頃にはかなり蜜蜂は元気になっています。
越冬期間は蜜蜂にエサをあげたり、蜜蜂の状態をチェックしたり(内検)色々と世話をします。

その後、蜜蜂の数が増えた蜂箱は2階建ての箱にして春の菜の花の採蜜に備えます。
蜜蜂は4月末には大型トラックで青森県横浜町まで一気に大移動します。

 

千葉県南房総の越冬地の蜂場

 


◆5月1日~5月下旬 ※青森県横浜町

この時期は蜜蜂たちは青森県横浜町に戻ってきています。
菜の花の開花の早い年は5月上旬には菜の花が咲き始めてきます。青森県横浜町は菜の花の作付面積が日本有数で2016年の作付面積は158haです。2017年度は5月20日~21日に「菜の花フェスティバル」が開催されます。

菜の花が開花したら、最初に百花蜂蜜の採蜜を行います。そして空になった巣にたまった蜂蜜が菜の花蜂蜜になります。当養蜂園の代表蜂蜜である「菜の花生はちみつ」は非加熱結晶蜂蜜です。
採取日、即日ビン詰めで採れたての香りとおいしさをギュッと封じ込め。さらにおいしい「生はちみつ」をお届けするため、通常よりさらに2日間熟成期間を長くして完熟度を高めて採取します。

5月下旬には菜の花の採蜜作業を行い、今度は蜜蜂をとち蜂蜜を採取するためにみちのく天間館(七戸町)や下北半島国定公園奥薬研(恐山の近く)に移動します。


横浜町の満開の菜の花畑と虹

 


◆5月下旬から6月上旬 ※みちのく天間館(七戸町)、下北半島国定公園 奥薬研(むつ市)

この時期は菜の花を採蜜した後、とちの花を求めてみちのく天間館(七戸町)、下北半島国定公園奥薬研(むつ市)に移動します。移動場所は山深く、近くには水のきれいな渓流が流れ空気がみずみずしく心落ち着く緑に囲まれた場所です。この自然豊かな場所でとち蜂蜜を採蜜します。

山深い所なのでツキノワグマにも出くわしたりします。熊は蜂蜜が大好物なので蜂箱は電気柵で熊に侵入されない様に管理しています。

この時期になるとアカシアの花も咲き始めてきているの、とち蜂蜜の採蜜後はで急いでアカシアの花のある七戸町、野辺地町、横浜町町などに移動します。

下北半島奥薬研のとちの花

 


◆6月上旬~6月下旬 ※青森県上北地方(横浜町)など

この期間はアカシアの花が開花する時期です。とち蜂蜜を採蜜後はアカシア花のある青森県上北地方などに蜜蜂を移動します。この時期は梅雨の時期になるのでアカシア蜂蜜は雨に収穫量が大きく左右されます。また、蜜源のアカシアの木も開発などで伐採されたりしています。

当養蜂園は貴重な蜜源が減る中で頑張って、おいしいアカシア蜂蜜を生産しています。

 

アカシアの花と蜜蜂

 


◆6月下旬~7月中旬 ※青森県横浜町、青森県上北地方

アカシアの花が終わると横浜町ではうつぎの花が咲いてきます。アカシアの採蜜後、うつぎの花のある場所に蜜蜂を移動します。うつぎの花の開花期間は約20日ぐらいあります。開花期間は長いのですが横浜町のうつぎの木も農業大型化の影響で減少傾向です。宅地や畑の境界に植えられている木なので全国的にも珍しい蜂蜜です。
最初は花が白い色ですが時間がたつと紫色に変わる珍しい花です。

我が家の自宅の玄関先にも、このうつぎの木があります。

 

横浜町のうつぎの花

 


◆7月上旬~8月上旬 ※青森県上北地方

青森県の短い夏が始まります。うつぎ蜂蜜の採蜜後は百花蜂蜜を採取するために蜜蜂を移動します。

栗の花やクローバー、ケンポナシなどの花ある場所に移動します。

この時期は新しい女王蜂を作って蜂群を増やすための作業が忙しい時期です。
蜜蜂を手入れしながら蜜のたまり具合を見て採蜜するかを決めています。
天候に左右されるので百花蜜も毎年同じように採蜜出来ないのが現状です。

この時期に蜜蜂が集めてくる蜜は夏越しのエサにもなりますので注意が必要です。

横浜町の栗の花

 


◆8月上旬~9月下旬 ※青森県上北地方

この時期は蜜蜂の世話をする時期です。エサが足りなくならないように注意して蜜蜂の世話をする時期です。

8月に入ると蜜蜂の天敵のオオスズメバチやキイロスズメバチが蜂にやって来ます。
特にオオスズメバチに襲われると数日で蜂箱が全滅してしまうくらい殺されてしまいます。
8月9月は蜜蜂を守るために蜂場の巡回は大事な仕事になります。

越冬の為のエサやりもこの時期の重要な作業になります。

 

 

そばの花



◆10月上旬~11月下旬 ※青森県上北地方

この時期は蜜蜂を千葉県に越冬する準備の時期になります。2段箱だった蜜蜂も気温の低下とともに数が減り、箱を1段の箱にして移動の準備をします。

 

自宅裏の畑の蜜蜂

 


◆11月下旬~12月下旬 ※千葉県南房総 袖ヶ浦市

11月下旬に南房総 袖ヶ浦市に大型トラックで大移動します。

来年の4月末まで越冬で5ヶ月間、蜜蜂たちは袖ヶ浦市で青森の寒い冬を避けて温暖な南房総の袖ヶ浦市で春まで寒さをしのぎます。

越冬の為、千葉県南房総に大型トラックで

 

●蜜蜂の年間スケジュール

澤谷養蜂園の蜜蜂の一年は概ね以上の様なスケジュールです。
蜜蜂は生き物ですから毎年同じような作業、スケジュールにはなりません。
蜜源の花も毎年、開花日や開花期間が違います。また、天候も違います。

そういう中、蜜蜂を一年を通して世話して良い状態で花の時期においしい蜂蜜を採蜜出来るように考えて、日々作業しています。

これからも美味しい蜂蜜をお届けできるように頑張っていきますので宜しくお願い致します。